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1778-01-01から1年間の記事一覧

1778-08-06

■ 詩語砕金・雑・【通用】¥,つうやう,虚字ばかりにてもなく実字ばかりにてもまままじえをきて求るに乏しからぬやうにあつむ 共言,ともにいふ誰道,たれかいふ誰識,たれかしる相憐,あいあはれむ俯臨,ふしてのぞむ 高倚,たかくよる仰見,あおぎみる一望,いつぼう…

1778-08-05

■ 詩語砕金・雑・【道士】¥,どうし,日本に道士と云はなし先つ山伏を比して道士と云 星冠¥,せいくゎん羽衣¥,うい仙籙¥,せんろく真素¥,しんそ紫気¥,しき 焚香¥,かうをたく黄冠¥,くゎうくゎん雲洞¥,うんとう丹篆¥,たんてん寉馭¥,くゎくぎょ 仙林¥,せんりん霞漿¥…

1778-08-04

■ 詩語砕金・雑・【神仙】¥,しんせん 絳闕¥,かうけつ仙骨¥,せんこつ丹成¥,たんなる仙宮¥,せんきう瑶臺¥,やうたい 貝闕¥,ばいけつ珠宮¥,しゅきう跨寉¥,つるにまたがる飡霞¥,さんか縮地¥,しゅくち 焼丹¥,たんをやく蓬海¥,ほうかい丹砂¥,たんさ却老¥,ろうをしり…

1778-08-03

■ 詩語砕金・雑・【慶賀】¥,けいが 吹簫¥,しゃうをふく青鳥¥,せいちゃう合歓¥,かうくゎん齊眉¥,まゆをひとしふす種玉¥,たまをうゆ 新歓¥,しんくゎん鳳枕¥,ほうしん琴瑟¥,きんしつ鴛衾¥,えんきん双棲¥,そうせい 同心¥,どうしん婚姻¥,こんいん夢羆¥,むひ鳳雛¥,…

1778-08-02

■ 詩語砕金・雑・【医】¥,い 真訣¥,しんけつ青嚢¥,せいのう起死¥,しををこす橘井¥,きっせい杏林¥,きゃうりん 薬炉¥,やくろ丹竃¥,たんそう国手¥,こくしゅ肘後¥,しうご妙術¥,めうじゅつ 靈丹¥,れいたん薬草¥,やくそう妙訣¥,めうけつ㔉薬¥,くすりをほる名方¥,め…

1778-08-01

■ 詩語砕金・雑・【傷悼】¥,しゃうとう 九泉¥,きうせん一夕¥,いっせき黄泉¥,くゎうせん龍化¥,りゃうとくゎす遺跡¥,いせき 薤露¥,かいろ梁摧¥,りゃうくたく絶絃¥,ぜつけん掛剣¥,けんをかく蘭摧¥,らんくたく 孤墳¥,こふん凋蘭¥,ちうらん傷神¥,しんをいたましむ…

1778-07-31

■ 詩語砕金・雑・【麗人】¥,れいじん 雲髻¥,うんけい花顔¥,くゎがん蝉鬢¥,せんびん蛾眉¥,がび傾城¥,けいせい 雪肌¥,せっき紅粉¥,かうふん青蛾¥,せいが羅幙¥,らばく朱唇¥,しゅしん 巫山¥,ふさん皓歯¥,こうし如花¥,はなのごとし丹臉¥,たんけん金釵¥,きんさい …

1778-07-30

■ 詩語砕金・雑・【懐古】¥,くゎいこ 今古¥,きんこ興亡¥,こうぼう傷魂¥,たましいをいたましむ流水¥,りうすい夕陽¥,せきやう 争戦¥,そうせん英雄¥,えいゆう宮殿¥,きうてん孤鳥¥,こちゃう万古¥,ばんこ 君王¥,くんをう泉流¥,せんりう山川¥,せんさん往事¥,わうじ…

1778-07-29

■ 詩語砕金・雑・【和友人見寄之作】¥,ゆうじんよせらるるのさくをわす 別後¥,べつご昔同¥,むかしをなじ一別¥,いちべつ湖辺¥,こへん曽記¥,かつてきす 契闊¥,けいくゎつ流落¥,りうらく故人¥,こじん鴻雁¥,がうがん新詩¥,しんし 愁来¥,うれいきたる懐旧¥,ふるき…

1778-07-28

■ 詩語砕金・雑・【病中友人至喜而賦】¥,びゃうちうゆうじんいたるよろこんでふす 蓬頭¥,ほうとう痩笻¥,そうきゃう形容¥,けいやう老痩¥,ろうそう単髪¥,たんはつ 薬裹¥,やくくゎ隠几¥,きにかくる閑吟¥,かんぎん病後¥,びゃうご多愁¥,うれいををし 多病¥,たびゃ…

1778-07-27

■ 詩語砕金・雑・【隠者】¥,いんじゃ 耕雲¥,くもにたがやす避地¥,ちをさく迯名¥,なをのかる雲棲¥,うんせい晦迹¥,あとをくらます 卜居¥,ぼくきょ幽谷¥,ゆうこく高臥¥,かうぐゎ世塵¥,せぢん幽人¥,ゆじん 白髪¥,はくはつ声名¥,せいめい踪跡¥,そうせき野衣¥,やい…

1778-07-26

■ 詩語砕金・雑・【懐友人】¥,ゆうじんをおもふ 倚楼¥,ろうによる夜月¥,やげつ江山¥,こうざん極目¥,きょくもく悵望¥,ちゃうばう 魚雁¥,ぎょかん交歓¥,かうくゎん相逢¥,あいあはん一別¥,いちべつ故人¥,こじん 寄書¥,しょをよす両地¥,りゃうち寄梅¥,むめをよす…

1778-07-25

■ 詩語砕金・雑・【暁発】¥,きゃうはつ 残月¥,ざんげつ暁雲¥,きゃううん駅亭¥,えきてい束嚢¥,のうをつかぬ暗泉¥,あんせん 宿霧¥,しゅくむ宿雲¥,しゅくうん暁鴉¥,きゃうあ朝暉¥,ちゃうき匹馬¥,ひつば 鳥雀¥,ちゃうじゃく暁風¥,きゃうふう馬嘶¥,むまいななく征…

1778-07-24

■ 詩語砕金・雑・【囲碁】¥,いご 手談¥,しゅだん忘憂¥,うれひをわする飛響¥,ひびきをとばす紋楸¥,もんしふ碁声¥,きせい 子声¥,しせい一枰¥,いつへい默坐¥,もくざ忘帰¥,きをわする不言¥,いはず 無機¥,きなし碁局¥,ききょく局上¥,きょくじゃう談兵¥,へいをだん…

1778-07-23

■ 詩語砕金・冬・【除夜】¥,ぢょや 残臘¥,ざんろう迎気#,きをむかへて歳華¥,さいくゎ迎新#,あらたなるをむかふ屠蘇¥,とそ 杯盤¥,はいばん歳尽#,としつきて寒漏¥,かんろう一霄¥,いっしゃう今霄¥,こんしゃう 光景¥,くゎうけい節物¥,せつぶつ此盡#,ここにつく冬…

1778-07-22

■ 詩語砕金・冬・【冬夜読書】¥,とうやとくしょ 短檠¥,たんけい披巻#,くゎんをひらく寒窓¥,かんそう孤坐¥,こざ作蠧#,ととなる 詩書¥,ししょ旧史¥,きうし閉戸#,こをとぢて靜読#,しづかによむ留神#,しんをとどめて 研精#,せいをとひで古今¥,ここん図書¥,としょ…

1778-07-21

■ 詩語砕金・冬・【苦寒】¥,くかん 凍雲¥,とううん透衣#,ころもにとうる水凝#,みづこる地凍#,ちいてて天寒#,てんさむふして 凛々¥,りんりん霜風¥,さうふう切肌#,はだへにさつなり氷桂¥,ひょうちう寒光¥,かんくゎう 野林¥,やりん凄風¥,せいふう急景¥,きうけい…

1778-07-20

■ 詩語砕金・冬・【雪江晩釣】¥,せっこうのばんてう 孤篷¥,こほう小艇¥,せうてい短棹¥,たんとう烟波¥,えんは蘆岸¥,ろがん 釣緡¥,てうびん波間¥,はかん収綸#,りんををさめ垂釣¥,すいてう閑繋#,かんにつなぐ 篷軽#,ほうかろし細糸¥,さいし伴鴎#,をうにとものふ…

1778-07-19

■ 詩語砕金・冬・【冬日見梅】¥,とうじつむめをみる 梅花¥,ばいくゎ破蕾#,らいをやぶりて竹外¥,ちくぐゎい墻角¥,しゃうかく衝寒#,かんをついて 芳姿¥,はうし氷肌¥,ひょうき氷艶¥,ひょうえん綴珠#,たまをつづる裁玉#,たまをさいす 寒梢¥,かんしょう香散¥,かう…

1778-07-18

■ 詩語砕金・冬・【至日集】,しじつのしう,とうじのひによりあふコトなり 陽生¥,やうせうす来復¥,らいふく春信¥,しゅんしん微陽¥,びいやう陽升#,いやうのぼる 陰伏¥,いんふく短晷¥,たんき始生#,はじめてせうす一陽¥,いちやう窓梅¥,そうばい 暖律¥,だんりつ陰…

1778-07-17

■ 詩語砕金・冬・【雪中訪友人】¥,せっちうゆうじんをとふ 驢背¥,ろはい寒林¥,かんりん撲面#,めんをうつ澗畔¥,かんはん眺望¥,てうばう 村落¥,そんらく半江¥,はんこう風寒#,かぜさむふして整履#,りをととのへて斜路¥,しゃろ 竹籬¥,ちくり風前¥,ふうぜん柴門¥,…

1778-07-16

■ 詩語砕金・冬・【喜雪】¥,ゆきをよろこぶ 風雪¥,ふうせつ吹雪#,ゆきをふひて玉粒¥,ぎょくりう帯風#,かぜををぶ散白#,はくをさんす 千点¥,せんてん乱敲#,みだれうつ無影#,かげなし乱飄#,みだれひるがへる光動#,ひかりうごく 靜点#,しづかにてんして玉塵¥,ぎ…

1778-07-15

■ 詩語砕金・冬・【雪中遊山寺】¥,せっちうさんじにあそぶ 素花¥,そくゎ琪花¥,きくゎ瓊林¥,けいりん凍雲¥,とううん飛絮¥,ひじょ 縈風#,かせにまとふ砕飄#,くだけひるがへる撲簾#,れんをうつ随風#,かぜにしたがふ飄墜#,ひょうついす 生光#,くゎうをしゃうす砌…

1778-07-14

■ 詩語砕金・冬・【冬日過田家】¥,とうじつでんかによぎる 竹籬¥,ちくり田畝¥,でんほ老樹¥,ろうじゅ遶屋#,をくをめぐって柴門¥,さいもん 隣叟¥,りんそう窓寒#,まどさむし草枯#,くさかれて乍靜#,たちまちしづかなり場圃¥,じゃうほ 松声¥,せうせい寒笛¥,かんて…

1778-07-13

■ 詩語砕金・冬・【初冬夜坐】¥,しょとうのやざ 霜威¥,そうい園地¥,えんち草腓#,くさしほむ霜厳#,しもげんなり水寒#,みづさむふして 水凝#,みづこって更長#,こうながふして霜夜¥,そうや木凋#,きしぼむ雲凍#,くもこって 寒灰¥,かんくゎい坐撥#,そぞろにはいす…

1778-07-12

■ 詩語砕金・秋・【海樓望月】¥,かいろうつきをのぞむ 潮来¥,ちゃうらい滄溟¥,そうめい蜃楼¥,しんろう連天#,てんにつらなる霧開#,きりひらく 連嶼¥,れんしょ月湧¥,つきわく三山¥,さんざん島間¥,とうかん鮫室¥,かうしつ 掛帆#,ほをかけ碧海¥,へきかい雲散#,く…

1778-07-11

■ 詩語砕金・秋・【秋夜宿山寺】¥,しうやさんじにしゅくす 盤嶺¥,ばんれい憑軒#,のきによる禅房¥,ぜんばう方丈¥,はうじゃう香閣¥,かうかく 禅堂¥,ぜんどう清幽¥,せいゆう松陰¥,せういん空林¥,くうりん長嘯¥,ちゃうしう 尋僧#,そうをたづぬ含烟#,けむりをふく…

1778-07-10

■ 詩語砕金・秋・【秋日山行】¥,しうじつさんかう 曳藜#,れいをひく遊山¥,ゆうさん済勝¥,せいしゃう山水¥,さんすい樵唱¥,しゃうしゃう 山雨¥,さんう雲林¥,うんりん村景¥,そんけい莓苔¥,まいたい登屐¥,とうげき 歩屧¥,ほちゃう絶壁¥,ぜっへき石路¥,せきろ青鞋…

1778-07-09

■ 詩語砕金・秋・【九日登高】¥,きうじつとうかう 佳節¥,かせつ登高¥,とうかう揺落¥,えうらく酔場¥,すいしゃう落帽¥,らくぼう 泛菊#,きくをうかふ茱萸¥,しゅゆ黄花¥,くゎうくゎ細菊¥,さいきく茱嚢¥,しゅのう 菊觴¥,きくしゃう菊酒¥,きくしゅ龍山¥,りゃうざん…

1778-07-08

■ 詩語砕金・秋・【秋郊聞笛】¥,しうかうふえをきく 烟郊¥,えんかう樵歌¥,しゃうか秋郊¥,しうかう幽懐¥,ゆうくゎい斜日¥,しゃじつ 落木¥,らくぼく牛羊¥,ぎうよう雲樹¥,うんじゅ野鳥¥,やちゃう荒塘¥,くゎうとう 牧笛¥,ぼくてき寂寥¥,せきりゃう出郭¥,くゎくを…