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2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2005-04-25

■ [一般随筆などの中の日本語についての言及]カテゴリーの説明 16:50 意外なところで日本語(学)・言語学と関わる本に、載せてきたようなものです。ツイートする ■ [一般随筆などの中の日本語についての言及]吉田洋一『数学の影絵』河出文庫 18:00 「札幌方…

2005-04-24

■ [国字問題]福沢諭吉『文字之教』 15:51 http://kindai.ndl.go.jp/cgi-bin/img/BIImgFrame.cgi?JP_NUM=41021252&VOL_NUM=00000&KOMA=1&ITYPE=0……むつかしき字をさへ用ひざれば漢字の数は二千か三千にて沢山なるべし。此書三冊に用ひたる言葉の数僅二千に足…

2005-04-23

■ [辞典類]高山寺本玉篇零本(明治16刊) 01:41 gokuhen_kozanji.pdfツイートする

2005-04-22

■ [辞典類]松井簡治「辞書と歴史研究」(国学院雑誌) 01:21 matuikanji_jisyorekisi.pdfツイートする

2005-04-21

■ [辞典類]松井驥「あとがき」(大日本国語辞典)昭和27縮刷版 02:20 matuidainikkoku.pdf 松井驥(-1953.12.7)本体はこちらツイートする

2005-04-20

■ [辞典類]松井簡治「辞書」 01:15 matuikanjijisyo.pdfツイートする

2005-04-19

■ [方言史]西田直養『筱舎漫筆』巻四「今の俗語におなじき古言」 00:01 ちとゝいふ詞、うつぼ嵯峨院?の巻にみえ、または今物語、秋夜長?などにもいでたるを、すべていまいふちとのつかひざまなり。おのれといひて、人をおとしめいふこと、宇治拾遺にあり。又…

2005-04-18

■ [辞典類]西田直養『筱舎漫筆』巻三「○類聚名義抄」 09:51 是善卿の類聚名義抄は、いにしとし姫路なる神谷氏を訪ひ、かの家にて写本十冊を見たり。奥書に仁治二年辛丑九月六日、釈蕉念、又建長三年八月六日沙弥顕慶とありて、末に観智院とあり。さるをこた…

2005-04-17

■ [辞典類]松井簡治「冨山房と辞書出版」 13:31 冨山房も創立以来こゝに五十年を経過した。一口に五十年といふか、それは人間一人の一生に相當する年月である。そこには眼まぐるしい社會事情の變轉があり、おぴたゞしい経済界の變動があり、科學の躍進があり…

2005-04-13

■ [外国人の日本語など]『勝海舟の嫁 クララの明治日記』 00:49 クララの明治日記(中公文庫)ISBN:4122026008p140「アリマスカ」「ゴザリマスカ」「コンニチワ、アナタ、コレ、オナジコトゴザリマスカ」ツイートする

『かたこと』53条

■ [学史]『かたこと』53条 一 物のせまりを[ぜつぴ]といふこと葉は。是非《ぜひ》といふ心歟。とにかくに[ぜつぴ]は浅《あさ》ましき俗語《そくご》成べし。 その外。[ひやぢ]。[かこい]などいふやうのこと葉のおこりは。大かた唐国《もろこし》人のこと葉成…

2005-04-11

■ [学史]『嬉遊笑覧』「言語」「詞に古今雅俗の異あり」 ○詞に古今雅俗の異あり 世間の口語も亦同じ その言語繁にして短筆の及ぶべきにあらず 是一大学問なり 今は唯女童のもてあつかふいとはし近き俗語の千万の内一ツニツを云になむ おもふに口語も世のみだ…

2005-04-10

■ [学史]貝原益軒『日本釈名』虚字「御」 御《ヲン》 おさむる也。さの字と、るの字を略す。んは、即むなり。御(ノ)の字、からも、やまとも、帝王の御事にのみ用ゆ。王者は、天下をおさめ給ふゆゑなり。又、みと訓するは、おむのむの字、みと通する故也。 ツ…

2005-04-09

■ [学史]なるべし96 一 御とは女の称なり。狂言に鬼のむすめをよびて、おごうといふ。今も奥州にていふなり。 可成三註 ○貝原先生曰、ヲンハヲサムルナリ。サノ字トルノ字ヲ略ス。ンハムナリ。御ノ字、中華モ、本邦モ、帝王ノ御事ニノミ用ユ。王者ハ天下ヲ治…

2005-04-08

■ [学史]『仙台間話』「御等」 源氏物語ニ、ごたちト云ハ娘子ノコト也。東都ニテごれう、或ハごれうにんト称スルハ、御娘、御娘人ナルベシ。ごもじト称スルモ同詞ナラント思シニ、五もじト書コト、后宮名目抄ニ有リ。前ニ注シタリ。南流別志ニ、田舎ニ古言ノ…

2005-04-07

■ [学史]貝原益軒『日本釈名』虚字「故」 故 かるがゆへとは、しかるがゆヘなり。上を略せり。又|故《カルガユヘ》と云事を、日本紀にかれと云。其故は、るかのかへしは、ら也。ゆへの反《カヘ》りは、ゑ也。右の二音を合すれば、らゑ也。らゑの反しは、れ也…

2005-04-06

■ [言語生活史]徳田秋声「二十四五」十二 客の中には、隆一が東京へ出てから、今度も八年振で逢ふやうな人もあった。(中略)貴婦人風に細い金鎖を垂してゐる、東京語《とうけうことば》の上手な女もあった。然云ふ女は然云ふ女で、厭に澄してゐた。 『明治…

2005-04-05

■ [その他]田口卯吉「人種の初代の根拠地を決するは国語に如くなし」(1901) 23:56 『史学雑誌』12-10* 藤岡勝二「言語を以て直に人種の異同を判ずること」 ・新村出「田口博士の言語に関する所論を読む」(『言語学雑誌』24)を受けて。 藤貞幹を引用。 【…

2005-04-04

■ [その他]藤岡勝二「言語を以て直に人種の異同を判ずること」 15:07 (『史学雑誌』第一二編第九号、明治三四年) * >田口卯吉「国語上より観察したる人種の初代」『史学雑誌』第一二編第六号(明治三四年)を受けて。ツイートする

2005-04-03

■ [その他]田口卯吉「国語上より観察したる人種の初代」 15:11 『史学雑誌』第一二編第六号、明治三四年(*) 日本語の祖をヨーロッパ語に求めようとした論として知られるが、「日本の語法は全くトルコと同一であります」などとも言っている。 【反響】 新…

2005-04-02

■ [その他]藤岡勝二「日本語の位置」 14:41 今日何か話せという御案内を受けましたについては、十分調ベあげたことをお話しするのが、至当であるのでございますけれども、ちょうど昨日住宅を変えましたので、総ての道具がごたごたしているごとく、頭の中の道…

2005-04-01

■ [学史]義門『活語余論』「諸国の方言によりて……」 10:37 【二八】 諸国の方言によりて 古言 雅語 の領會せらるゝあまたある事 じ ぢ のけぢめ、かう くわうか のしなの如き、今もわかれてある處のあるは、古雅の傳はれる也。是を思ひても近き世人の霊語通…