国語史資料の連関

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2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

2005-06-25

■ [学史]岡島何羨子 16:16 『韻鏡井蛙抄』(享保五年)を著わした、何羨子 岡島道高と思われる人物を見かけたので記しておく。中野三敏先生蔵の『享保癸卯/新正試筆』享保八年刊。内題は「新正試筆」、柱には「癸卯元旦」。篠崎東海(ここでは、「東海逸民篠…

2005-06-21

■ [表記史]岡田真澄「仮名考」(国語学大系) 18:02 kanako.pdfツイートする

2005-06-20

■ [表記史]太宰春台「倭楷正訛」 15:58 wakaiseika.pdf(国語学大系)ツイートする

2005-06-19

■ [表記史]新井白石『同文通考』(板本・新井白蛾補) 14:44 dobuntuko1.pdfdobuntuko2.pdfdobuntuko3.pdfdobuntuko4.pdf国語学大系によるツイートする

2005-06-18

■ [その他]古事類苑 文学部 第二十七 外国語学 10:03 我国に行はれたる外国語学は、韓語を以て尤も古しと為す、蓋し三韓は我国との交通尤も早く開けたればなり、次で支那と交通するに及び、漢音,呉音を伝へたり、文武天皇の令を撰ばしめたまふに及び、大学に…

2005-06-16

■ [字音資料]唐音(善庵随筆・和学弁) 01:08 ○和学弁に、ひとゝせ長崎にて、唐人の旅館より一日寺〔割註〕コレ一曰示ナルベシ、訳家必備にも、一曰示一百斤ト載セタリ。」と書付て是をとゝのへくれよと、通詞の方へ言おこしたるに、皆々寄合て何の事やら合…

2005-06-15

■ [字音資料]昌平黌の唐音(『旧事諮問録』) 13:42 旧事諮問録第六編第八回 明治二十四年十一月七日昌平坂学問所の事追補学問所規則覚書答問者 旧幕学問所勤番組頭 石丸三亭岩波文庫による ◎問 聖堂に医者がおりましたか、吉田とかいう医者がいたということ…

2005-06-13

■ [字音資料][言語生活史]韻鏡は唐音を正す書(平賀中南『学問捷径』) 12:11 今の通事、詩も詩経も平常読書の通りに読むゆへ声律一向に分れず。今の通事、韻鏡は唐音を正す書なることを知らず、名乗を返す書のみと思ふて居るやうの浅間しきことなり 江戸時…

2005-06-12

■ [字音資料]唐音を知らねば(平賀中南『学問捷径』) 12:07 詩は諷咏の物にて声律第一なり されども唐音を知らねば声律を正すこと能はざるなり 江戸時代支那学入門書解題集成3 p157ツイートする

2005-06-11

■ [字音資料]大潮・唐音(『学問捷径』) 11:33 平賀中南『学問捷径』(日新堂学範)(安永八年刊)巻中呼火口乾呼雪歯寒と云ふことあり。火音はホウなり。ホウと云へば口中あたゝかになる故に口乾くと云ふ。雪の音はシと云へば歯に風しむやうなり。故に歯寒し…