1778-07-14
■ 詩語砕金・冬・【冬日過田家】¥,とうじつでんかによぎる
竹籬¥,ちくり
田畝¥,でんほ
老樹¥,ろうじゅ
遶屋#,をくをめぐって
柴門¥,さいもん
隣叟¥,りんそう
窓寒#,まどさむし
草枯#,くさかれて
乍靜#,たちまちしづかなり
場圃¥,じゃうほ
松声¥,せうせい
寒笛¥,かんてき
竹風¥,ちくふう
寒雀¥,かんじゃく
斜日¥,しゃじつ
林塢¥,りんを
村舍¥,そんしゃ
晩照¥,ばんしゃう
影澹#,かげたんなり
環舍#,しゃをめぐる
人稀#,ひとまれにして
泉凝#,せんこって
林疎#,はやしそにして
園荒#,えんあれて
犬眠#,いぬねむって
鶏犬¥,けいけん
村童¥,そんどう
茅店¥,ぼうてん
事閑#,ことかんにして
天寒#,てんさむふして
急景¥,きうけい
野木¥,やぼく
欲雪#,ゆきならんとほっす
淡雲¥,たんうん
氷合#,こをりがっして
寒深#,かんふかふして
敲氷#,こをりをたたひて
梅花¥,ばいくゎ
墻梅¥,しゃうばい
山色¥,さんしょく
取醪#,ろうをとる
凌寒#,かんをしのいて
遠樹¥,えんじゅ
孤松¥,こせう
枯木¥,こぼく
梅英¥,ばいえい
爐底¥,ろてい
木凋#,きしぼむ
霜林¥,そうりん
蔦葉¥,てうやう
染霜#,しもにそむ
野市¥,やし
禿木¥,とくぼく
梅吐#,むめはく
被霜#,しもをかふりて
破窓¥,はそう
村靜#,そんしづかにして
荒徑¥,くゎうけい
野雀¥,やじゃく
深竹¥,しんちく
霜楓¥,そうふう
松葉¥,せうやう
木葉¥,もくやう
落牀#,ゆかにをつ
濃談¥,のうだん
山鐘¥,さんしゃう