2011-03-29
■ 松尾捨治郎校註『あゆひ抄』おほむね下(3)
裝圖
準備中
私云、事・鋪・(註一)には、靡といひ、孔・在・芝・(二)には引といふ。又云、引・靡・なき裝の末を[わたり]ともいふ。
(二) 良變・なり活・久活。
(三) 立はあ列に變化した意、本は語根の意。即ち形容詞が[から]・[かり]・[かる]・などゝ轉じて活用する場合の語根かを指す。○右の表中平がなで書いてあるのは、凡て語尾變化、片かなで書いてあるものは、凡て末即ち終止形(一音の動詞は本即ち語根)に附け加はった語尾變化。 ○寢の來の[な]・思の來の[ほ]・落の來の[と]・越の來の[や]・は寢す・思ほす・落とす・越やす・などの如く、佐行四段が他動に轉用することを指したのであらう。