2009-02-23 2009-02-23 ■ [方言意識史]九州弁を使う田舎丸出しの好々爺 野田卯太郎 福々しい丸顔で、大兵肥満で、身なりにも礼式にも構わず、分らぬ九州弁を使う田舎丸出しの好々爺は野田卯太郎?だ。禅学に悟入したつもりでいたり、駄句を作ったり、蘭の絵を画き散らしたりするのがすべてこれ愛嬌で、すべてこれ無邪気で、だから人に好かれる。(波多野承五郎『梟の目』) 森銑三『明治人物逸話辞典』下によるツイートする