2007-10-27
■ 「「出歯亀」と「出歯る」」(宮武外骨『明治奇聞』)
「出歯亀」と「出歯る」
明治四十一、二年頃、「出歯亀」または「出歯る」という語が大いに流行した。それは東京大久保の植木職人池田亀太郎という者が、常に女湯を覗いて手淫を行い、ついには婦女を強奸して殺した。その男の渾名「出歯亀」の語が肉欲主義者の代名詞になり、なお「出歯る」といえる動詞もできて、性欲発展の意義に使用された。
http://kokugosi.g.hatena.ne.jp/kuzan/20040513
http://gogen.blogtribe.org/entry-b609c89bf72559ca489908587a6ef247.html