2007-09-17 2007-09-17 ■ 古今集遠鏡例言 15 ○「かな《哉》」は、さとびごとにもカナといへど、語のつゞきざまは、雅言のまゝにては、うときが多ければ、つゞける詞をば、下上におきかへもし、あるは言をくはへなどもして、譯すべし、すべて此辭は、歎息《ナゲキ》の詞にて、心をふくめたることおほければ、譯《ウツシ》には、そのふくめたる意の詞をも、くはふべきわざなり、ツイートする