2007-05-22 2007-05-22 ■ ン音が「う」と表記される(藤井貞和「『源氏物語』と精神分析」) フロイト全集月報5(2007.8)isbn:9784000926782 「せんけうたいし」がほかならぬ阿闍世王そのひと(=善見太子)である[……] ちなみに古文の常識で、ン音が「う」と表記されることは何ら不思議でなく、したがって「せんけう」がそのままセ(=ゼ)ンケン、つまり善見ということになる。 引用終わり これが、古文の常識であるのなら、保留をかけたい。字音のnが「う」で表記されるのは、どのような環境でも起こりうることではない。ツイートする