2006-01-26 2006-01-26 ■ [その他]石川雅望「ねざめのすさび」○古言 20:45 ○古言ふるき詞は代をふるにしたがひてうつりゆく物なり。鐔の字、和名抄に、唐韻云。鐔音尋、一音潭。和名都美波。劒鼻也とあり。此つみはを、今は高きもいやしきも皆つばとぞとなふる。又同書に、温室経云。澡浴之法用2七物1。其七日内衣。和名由加太比良とありて、湯に入し時きる衣にて、湯帷子なるを、今はゆかたとのみ略しいふなり。粉は和名之路岐毛能とあれば、しろしなど略しいひたらんを、後に御の字をかうぶらせて、おしろいとよべれば、いよ/\なに事ともしれぬ名とはなりにたり。ツイートする