1778-06-09
■ 詩語砕金・春・【春日遊山寺】,
緑蘿¥,りょくら
松高,まつたかうして
禪室¥,ぜんしつ
磬罷,けいやんで
雲靜,くもしづかにして
浄界¥,じゃうかい
祇園¥,ぎをん
蘭若¥,らんじゃく
空廊¥,くうらう
鐘楼¥,しょうろう
方丈¥,ほうぢゃう
紺宇¥,こんう
山門¥,さんもん
花閑,はなしづかにして
絶頂¥,ぜってう
老杉¥,ろうさん
巣鶴¥,そうくゎく
竹深,たけふかふして
細径¥,さいけい
春寺¥,しゅんじ
花濃,はなこまやか
打磬¥,たけい
松蘿¥,せうら
登覧¥,とうらん
松多,まつををうして
石磴¥,せきとう
乱山¥,らんざん
入門,もんにいって
峭壁¥,しょうへき
杖藜¥,ぢゃうれい
寺古,てらふり
梵声¥,ぼんせい
苔蘚¥,たいせん
山風¥,さんふう
鐘響¥,しょうけい
逢僧,そうにをうて
松靜,まつしづか
幡影¥,はんえい
幽鳥¥*,ゆうてう
塔秀,とうひいづ
僧歸,そうかへる
棊声¥,きせい
境寂,きゃうしづか
泉声¥,せんせい
石泉¥,せきせん
閑雲¥*,かんうん
空院¥*,くういん
寒殿¥*,かんでん
山翠¥,さんすい
後峰¥*,こうほう
遠澗¥*,えんかん
密樹¥,みつじゅ
捫蘿¥,もんら
荒蘚¥,くゎうせん
乱石¥,らんせき
深山¥,しんざん
山頂¥,さんてう
趺坐¥,ふさ
乱水¥,らんすい
山際¥,さんさい
鐸声¥,たくせい
苔痕¥,たいごん
無塵,ちりなうして
禪亭¥,ぜんてい
烟嶂¥,えんしゃう
日午¥,じつこ
鐘磬¥,しょうけい
古殿¥*,こでん
白昼¥,はくちう
遶院,いんをめぐって
山屏¥,さんべい
花木¥*,くゎぼく
翠薜¥,すいへき
梵音¥,ぼんいん
斜廊¥,しゃらう
老鶴¥,ろうくゎく
山僧¥,さんそう
誦経¥,せうきゃう
木魚¥,もくぎょ
柳暗*,やなぎくらふして
花多,はなをほく
雨花¥*,うくゎ
掃石,いしをはらふ
石鼎¥,せきてい
飛錫¥,ひしゃく
扶笻,つへにたすけて
招提¥,せうだい
煮茶,ちゃをにる
山寺¥,さんじ
碁局¥,ききょく
垂柳¥,すいりう
坐靜,ざしつか
香閣¥,かうかく
金仙¥,きんせん
嬌鶯¥,きゃうをう
林鳥¥,りんてう
春鳥¥,しゅんてう
棕櫚¥,そうりょ
花繁,はなしけうして
乗暖,だんにじょうして
春草¥,しゅんさう
花嬌,はなこびて
柳花¥*,りうくゎ
院靜,いんしづか
門環,もんめぐる
逼簾,れんにせまる
濃花¥,じょうくわ
靜話¥,せいわ
閑攀,かんによつ
山閣¥,さんかく
安禪¥*,あんぜん