1778-06-02
■ 詩語砕金・春・【元日口号】,ぐゎんじつのこふごふ,ぐゎんじつになりしことをつくるなり
爆竹¥*,ぼうちく,さぎてう
新年¥*,しんねん
留雪,ゆきをととむ,ゆきののこるを云
瑞気¥*,ずいき,めでたいき
旭日¥*,きょくじつ,あさひ
南窓¥*,なんそう,みなみうけのまど
呈新,あらたなるをていす
氷融¥,ひょうゆう,こをりのとける@
氷解*,こをりとく
臘雪¥*,ろうせつ,去年のゆき
梅帯,むめをふ
屠蘇¥*,とそ
暁色¥**,きょうしょく,あかつきのけしき
春陽¥*,しゅんやう,はるのあたたかな@
今朝¥*,こんてう
四海¥*,しかい,よものうみ
寒消,かんしゃう,さむさのなくなる@
梅花¥*,ばいくゎ
逐時,ときををふ,じせつををう@
風暖*,かぜあたたか
寿觴¥*,じゅしゃう,しうぎのさかづき
柳芽¥*,りうが,やなぎのめだし
添歳,としをそふ,一年ましたといふ@
曙鴉¥*,しょあ,あけのからす
献寿*,じゅをけん,ことぶきをもふしあげる
迎春*,はるをむかう
雪消,ゆきしゃうす,ゆきのきえる@
昇平¥*,せうへい,たいへい
最喜,もっともよろこぶ
椒酒¥*,しゃうしゅ,とそのるい
半融,なかばゆうす,雪にても氷にても半分とける@
半解,なかばとく,(雪にても氷にても半分とける@)
池面¥*,ちめん,いけのをもて
江山¥*,こうざん
微青¥*,びせい,すこしあをいと云@で草やなぎなど用
暁鶏¥**,けうけい,あけのにはとり
初暖,はじめあたたかなり
退朝¥*,たいてう,とじゃうがへり
城邸¥,ちゃうてい,をしろやしき
曙光¥*,しょくゎう,あけのけしき
春生,はるしゃうす
今日¥*,こんにち
漸従,やうやくより
尚是,なをこれ
喜迎,よろこびむかう