国語史資料の連関

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2016-04-14

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橘正一『方言讀本』(1937)「昭和方言學者評傳」

  〔熊本縣

 熊本縣には田中正行氏がある。昭和四年、早くも「益宇方言考」「熊本縣阿蘇郡小國方言考」を出し、翌年は之を合册した「肥後方言考」第一編を出した。この頃はまだ分布を明にせず、語源論も客観的根據に乏しかったが、その後、言語地理學的方法の勃興に際會し、自ら反省する所あり、第二編の續刊は暫く中止して、新に分布調査を企てた。昭和七年二月、千有餘の調査項目を提《ひつさ》げて、熊本全體の分布調査に着手した時、私はひそかにその成功を危ぶんだ。何しろ、調査項目があまり多過ぎるので……。しかし、私の豫想は幸にして當らなかった。回答校三百五十校、語数三十五萬語といふ日本最高レコードを以て、萬雷の如き拍手の内に、悠々として、ゴール・インしたのである。しかし、この成功は決して故なくして得られたものではなかつた。二月から十二月までの間に、催促状を發すること五回、それでも尚回答しなかった所も、實は少なくなかったのである。その回答も第一次的材料に過ぎない。これを表に移し、地圖に記入して、始めて分布を明にする事が出來る。田中氏は校務の餘暇、助手を督励しつつ、日夜、この一事に心血を注いで居る。その努力は漸く報いられて、昭和八年十月、輝かしい第一回の報告を世に送ることが出来た。「熊本縣方言分布考」がそれである。その後も、田中氏の業は駸々乎として進み、「熊本縣に於ける天文方言」「熊本縣の父母方言考」「熊本縣動物方言分布」「熊本縣の人倫方言考」等の著となって現れた。

 能田太郎《のだ》氏は、明治三十二年肥後玉名郡南の關町に生れた。家は富裕な呉服商であった。父はこの子を商人として、我が業を繼がせる希望であった。しかし、學校の出來の善い此の子は、商 よりも、學問に興味を持つた。青表紙に親しむ商家の子ほど始末におへない者は無い。もし、音樂や繪畫や酒色に耽る子ならば、頭から叱りつけ、勘當を以て脅す事も出來よう。しかし、學問に耽るからといふ理由で勘當に會つた話は未だかつて聞いた事が無い。學問は善い事である。だから、一層困る。父君の憂欝も察するに餘りある。純眞にして強い正義観と、理に撤して動かぬ信念とは、幼にして既に能田氏の性格を形作って居た。この理智の人が、最初文學に志したと聞いては意外に思ふが、しかし、目標は文學評論にあり、しかも批評の原理を社會史的立場に求めようとしたと聞いたら、なるほどと肯かれやう。その社會史研究の途中、たま/\、柳田さんの所説を知るや、この創意に富んだ天才の所説は、忽ち、若き能田氏をチャームし、その後半生を決定するほどの魅力となった。能田氏が柳田さんを敬慕する事は、信仰の域に近く、柳田さんから頂いた手紙を額《がく》に仕立てて、日夜之を飾って居た。しかし、能田氏が土俗學方言學に這入った時期は比較的遅く、昭和三年歸郷後であり、 その最初の論文が現れたのは、土俗の方は昭和五年七月、方言の方は六年三月であった。少壮有爲の二十代を土俗學方言學を知らずに過ごしたのは返す〳〵も遺憾であった。

 これより先、能田氏は、その不羈獨立の性格が禍して、玉名中學の卒業を目の前に控へながら中途退學し、くれるといふ卒業證書を一蹴して、單身上京し、十年獨學した。十分なる學資を持ちながら獨學の道を選んだ點、また氏の面目を躍如たらしめるものがある。関東の大地震が起つた年は、既に愛妻多代子さんを得て、千葉縣手賀沼のほとり、志賀直哉氏の書齋に愛の巣を營んでゐた。「文藝春秋」が創刊された頃は、しきりに、菊池寛氏の許に出入した。しかし、大正天皇の霊柩を見送り奉った頃には、もう、柳田さんの本が書架に並べられてあった。

 昭和三年春、郷里の父から歸國を勧めて來た。能田氏がその氣になったのは、一つは土俗・方言採集のためでもあった。久しぶりで見る我が子の姿に、お父さんの喜びは如何ばかりであったらう。早速、若夫婦のために、山の手に家屋を新築に取掛られた。しかし、その家が出來上った時、お父さんはもう既の世の人ではなかった。能田氏の本格的な郷土研究はこの新居に移ると同時に始まった。

 昭和四年五月、能田氏は南の肥後から北の青森へと、長途の採集旅行を企てた、この最初の採集旅行の門出に於て、運命は氏の研究心の強さをためすべく、深刻な障礙を下した。前月から目の悪い事には氣が附いて居たが、それが門司に着く頃には、もう自分で手紙が書けなくなり、東京に着いた時は、もう失明に近かつた。慶應病院に入院する事六ケ月、きき目は少しも現れなかった。ある日、眼科部長は、厳粛な面持で言つた。「お氣の毒ながら、あなたの目は私の力ではどうする事も出来ません。治らぬと知りながら、いつまでもお止めして置くのも何ですから、今日限り退院して下さい。」學問に志す者に取って目は生命である。その目に不治の宣告が與へられたのだ。これ以上の悲しみがあらうか。能田君の見えない目からは、止めどなく、涙が溢れた。しかし、人の偉さは逆境に立って現れる。運命に屈服する者は凡人であり、運命に打克つ者は非凡人である。苛酷な蓮命も能田君の志を奪ふ事には失敗した。昭和塙保己一としての能田君の生涯は失明と同時に始まる。入院中も、夫人や妹に民俗學書を讀ませて、それに聞入るのが唯一の樂しみであつた。夫人の代讀と代筆は、この時以來、死ぬ時まで續いた。能田君の目となり、手となつて、能田君をして、あれだけの仕事をさせた夫人の功績も亦大である。その夫人からの御手紙に、「能田は、どんなにふくれて居る時でも、方言集さへ讀んでやれば、直ぐ機嫌が直ります」とあった。ああ、能田君の如きは、眞に學問を樂しんだ人であらう。之を楽しむ者には、之をなす機會は常にある。恰も、煙草好きが寸暇を盗んで煙草を飲み、酒好きがあらゆる機會を利用して酒を呑む様に。しかし、災難なのは夫人である。夫人が病気で寝て居ても、讀む事だけは休ませなかった。必ず、夫人の枕元に坐って、タバコを呑みながら讀むのを聞いた。ある時夫人は風邪を引いて、聲が出なくて困って居た。それでも、とう〳〵かすれた聲で讀み通させた。その時以来、夫人の聲は、浪花節語りの聲みたいになった。美音錠を噛んでも、淺田飴をしゃぶっても、今以て治らない。

 能田君は常々言って居た。軍人が職場に命を捨てるのも、大臣が職に殉ずるのも、學者が研究に倒れるのも同じ事である。命が惜しかったら、何もしない方がいい。無意義な一生を経って何になると。叉、ある書家が「僕は道楽に繪を描いて居る」と言った時、能田君は嚴然として、「僕は命懸けで學問をして居る」と言つた。多くの書をあさった後に、命を懸くるに足るものとして、土俗學・方言學選ばがれたのは、土俗學・方言學に取っても亦名譽の事であった。昭和十一年十一月四日、容態俄に悪化し、オロ〳〵する夫人をたしなめて、「何をそんなにあわてて居るか。私はちっとも悪くなか。痛い所もなか。ただキツカ(疲れた)ばかりだ」といふ詞を最後に、愛妻の腕に抱かれつつ、息を引取つた。享年三十八歳。

 著書に、「肥後ノ關動植物方言風俗誌」「肥後南ノ關方言類集」體言篇、及用言篇あり、外に論文が百篇程ある。それらはそれ〴〵特色あり、價値もあるものであるが、私は、それら論文の價値よりも、むしろ、人間の價値を一層高く評價する。追悼文の中で、私が、「能田さんの偉大さは、その不自由に打勝って研究を続けた點にあると信じる私に取っては、この眼病を能田さんのために、むしろ、歡迎する。能田さんを英雄的ならしめたものは實にこの眼病だからである」と書いたのは、この意味に於てである。

 この外、熊本縣には、「熊本縣方言音語法」の著者池邊用太郎氏、「九州方言語法考序説」の著者北條忠雄氏、「肥後葦南方言考」の著者齋藤俊三氏がある。池漫氏・北條氏は、人のあまり注意しない方言語法について、二百頁以上の大著を物したのは敬服すべく、殊に、熊本縣のみに止まらず、廣く九州各地の方言と比較して居るのは善い。ただ、北條氏は、その濃厚な古典趣味の代りに、分布調査にも精力の半ばを割くならば、一層見るべきものがあるであらう。原田芳起氏には方言に關する單行本は無いが、その天草方言語法に關する研究は精密深刻なものであった。




http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/950134/18

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN10932167

表紙に「(大正六年十月七日日曜講演)」とあり

国語研蔵

緒言

音韻

語法

結言

14頁 菊判 活字

記録ではなく、資料のごとし。

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/925934/111

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN10932779

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN11713690

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN04059102

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA41437411

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/978631/301

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/980734/320

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1020205/150

  • 田中正行『益宇方言考』?

国会サーチ・CiNiiBooks・カーリルローカル熊本で見あたらず

田中正行『肥後方言考』(1930)の第2章に発展か。

国会サーチ・CiNiiBooks・カーリルローカル熊本で見あたらず

https://libgw.ninjal.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=36215&lang=ja&charset=utf8&dimode=on

田中正行『肥後方言考』(1930)の第1章に発展か。

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN1206684X

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1870342 デジコレ館内限定

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN11356174

1213653 国会デジコレ、館内限定 カラー

1849675 国会デジコレ、館内限定 カラー

講座方言学秋山正次が言及

信田葛葉編 甲斐積 採集

天王寺郷土研究會

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN14526328

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I013621872-00 (熊本県図書)

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA67071905 (ninjal)

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1171188

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN11990511

国会サーチ・CiNiiBooks・ninjal・カーリルローカル熊本で見あたらず

行書籍ではなく、『方言』3-8のものであろう。

国会サーチ・CiNiiBooks・カーリルローカル熊本で見あたらず

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I025194452-00 『諸家方言論文集』に収めらる

国立国語研究所

  • 『原水村郷土誌』 1933

菊池郡

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I020553848-00 福岡市総合図書館

CiNiiBooks・ninjal・カーリルローカル熊本で見あたらず

稲川によれば熊大図書館

  • 田中正行『熊本縣の父母方言考』?1934

国立国語研究所

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA39186760

国立国語研究所

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA35428766

国立国語研究所

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA35428948

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA35445947 東大図書館

国立国語研究所

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001477130-00

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN14463534

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN03163131 複刻

  • 六車茂一郎『津奈木郷土誌』 1936

国会デジコレ館内限定

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA34999171

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1231718 館内限定

国書刊行会の複刻もあり。

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN12923076 (ninjal)

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I021341833-00

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I065869525-00

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1042262/384

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN06981555

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1126548 デジコレ館内限定

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000727317-00 国会デジコレ館内限定

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN07201709

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN15635533

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I021573960-00

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2473712 国会デジコレ館内限定

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN10082346

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN12922991 国語研(東條文庫)

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I013652773-00 熊本県図書

CiNiiなし

http://id.ndl.go.jp/bib/000001411104

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I021574343-00

講座方言学秋山正次が言及

飽託郡

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN12212941

  • 田中正行『方言の姿及び変化』? 1961

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2493579 デジコレ館内限定

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2497940 デジコレ館内限定

  • 『砥用町史』 1964

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3010425 デジコレ館内限定

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN12575606

第五篇第五章 方言訛語

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2987798 デジコレ館内限定

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN11356549 国語研ほか

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001079386-00 国会・熊本県図書

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2509286 デジコレ館内限定

電子複刻有り。

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2514783 デジコレ館内限定

国語研蔵

天草郡竜ヶ岳町公民館,

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN11807309 国語研蔵

随筆風 「竜ヶ岳町土語単語」pp.98-106 五十音順

  • 田中正行『熊本方言概説』? 1969

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA33389583

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB13362344

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I013661651-00 (熊本県図書)

CiNiibooksで見当たらず。カーリルローカル熊本でも県図書のみ。




http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I013759019-00

CiNiiなし

『ふるさと菊池 方言訛語草子』(1980)

第六章 方言 秋山正次 pp.756-799

視点と調査法・資料

音韻の特性とその語史

語法表現法の特性とその語史

語彙分布相とその語史

河内町方言のまとめ


言語 pp.453-597

岡野信子ほか

生活語彙 455-492

言いならわし 493-503

方言談話 504-533

あいさつことば 534-541

表現法・語法*1 542-553

音声相 554-562

熊本県方言における五木村方言の位置 563-565

燒畑語彙 566-597


第八章 うぶすな(郷土)のことば 荒尾の方言 福田昭允 pp.655-799

方言時代地域性 656

日本語方言区画と荒尾方言 568

肥筑方言帯の中での荒尾方言 660

音韻体系 673

荒尾方言の特徴 675

語い 742


熊本日日新聞社

1982

熊本日日新聞社

1983

国語研蔵

五十音順

熊本日日新聞情報文化センター

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I013761341-00

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002089396-00


http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I013804423-00

CiNiiBooksなし

カーリルローカル熊本で、県図書八代市

  • 川上翆光『天草・佐伊津夜話』1992

国語研蔵

方言による談話と注

吉岡泰夫方言編」 pp.381-728

国語研蔵(書籍抜き刷りともに)

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA39410252

国語研蔵

pp.79-178

はじめに

 熊本市方言研究史

 熊本市方言の位置

 調査の目的と方法

熊本市方言の伝統

 音韻

 文法

 敬語法

 語彙

熊本市方言の変容

 伝統的方言の衰退

 伝統的方言の復活と新しい方言の形成

熊本市方言歴史

 過去方言文献熊本市方言

 国語史(中央語史)と熊本市方言

おわりに




http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA60031990

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA69784397 熊大

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA67029217


五十音順


http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB07316524

国語研蔵

http://ci.nii.ac.jp/author/DA02786053


参考

稲川順一「熊本方言研究史」

日本方言大辞典出典

方言研究の歩み』

『九州方言の基礎的研究』

『九州方言の史的研究』方言研究史 熊本 (山下和弘

熊本方言が見られる文献

日本の方言区画

岸田国士「牛山ホテル」

木下順二「風浪」

木下順二「彦市ばなし」

木下順二「狐山伏」

徳冨蘆花「富士」

徳冨蘆花「竹崎順子」

木村祐章「肥後昔話集」

荒木精之肥後民話集」「肥後の民話」

福島次郎「現車」

德永直「最初の記憶」

土村伸「三吉の座」

肥後狂句

近代文学に現れた全国方言」『方言学論叢』

徳富蘆花「思出の記」「黒い眼と茶色の眼」「死の蔭に」「竹崎順子」「富士」

夏目漱石「二百十日」

与謝野鉄幹他「五足の靴」

徳永直「あまり者」「冬枯れ」「最初の記憶」「他人の中」「黒い輪」

岸田国士「牛山ホテル」

尾崎士郎「人生劇場」

上林暁「天草土産」

島尾敏雄「天草の秋」

檀一雄「裾野乙女」

火野葦平「花扇」「海の火」「ある詩人の生涯」

木下順二「彦市ばなし」「風浪」「狐山伏」「夜空」

島一春「無常米」

梅崎春生「熊本弁」

石牟礼道子「苦海浄土」

ほか

平山蘆江「熊本籠城」

平川虎臣

山崎光夫「北里柴三郎」

遠藤周作「闇のよぶ声」

飯尾憲士「五高生殺人」

梶尾真治「黄泉がえり」

類似地名に注意

2977176/121 デジコレ館内限定 121-123

山口県

  • 小国

山形県新潟県

*1:目次には「語彙」と。