2012-01-21 2012-01-21 ■ かなづかひ(夏山雑談・巻二) ○豊臣太閤の近士和久何某豊臣太閤の近士に和久何某とかやいひし人は、陽明家の御流をまなびて手書の上手なり。謡の本を書たるを世の人もてあそびけるとなり。濁る假名、清むかなをまぎれぬやうに書き、假名づかひも改め正したり。かゝるわけをも知りわきまへす、後々の人、かなのかきやうをもあやまりたるとなり。 日本随筆大成〈第2期 第20巻〉 作者: 日本随筆大成編輯部出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 1995/02メディア: 単行本この商品を含むブログを見る ツイートする