2011-02-19
■ [待遇表現]【お疲れ様】【御苦労様】(リーガル千太1973)
―帰るときなどのあいさつというのは、とくにきまったことばというのはないのですか―
「どうもお疲れさまでした」「お疲れさま」とか。真打ちですと「お疲れさん」、普通の人でしたら「ご苦労さま」。
―それは出ていく人に―
そうです。それがね、電車の中でも出ちゃうのです。「じゃ、さよなら」というと「どうもお疲れさま」というのが習慣で出ちゃうのです。そうすると、ああ、あれは芸人だということがすぐわかっちゃうのです。
―いまは芸人以外の人でもテレビ関係の人などは言うようですね。そっちの影響でしょうね―
いいますよ。いましろうとでも「お疲れさま」はいいますよ。五分ぐらいしかやらなくても「お疲れさま」。自然と普及されていっちゃうのでしょうね、こういう社会から。電車の中でいったりするのが耳に入っちゃうんだね。