国語史資料の連関

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2010-04-03

[]あいうえを浅喉わゐうゑお深喉和字大観鈔あいうえをは[[浅喉]]、わゐうゑおは[[深喉]](和字大観鈔) - 国語史資料の連関 を含むブックマーク はてなブックマーク - あいうえをは[[浅喉]]、わゐうゑおは[[深喉]](和字大観鈔) - 国語史資料の連関 あいうえをは[[浅喉]]、わゐうゑおは[[深喉]](和字大観鈔) - 国語史資料の連関 のブックマークコメント

唇音は。もとより軽唇重唇とて。韻鏡の上にも二品わかれて。むつかしき事あれば。其音も一様ならず。和音はひふへほと。まみむめもと。軽重二しなあるなり。

喉音は。惣じて音の根本。皆喉より。出る故に。喉音に其品おほき也。あらはに牙歯舌唇にわたりて。わかれたる音を除きて。残る音の。喉にしづみて別ちがたきもの三つあり。あいうえをやいゆえよわゐうゑおなり。その中あいうえをは。開の音にて。軽く外にあらはるゝなり。わゐうゑおは。合の音にて。重く喉にせまる音なり。震旦金の韓道昭五音集韵に。浅喉深喉と云事を立てたり。今のあいうえを浅喉なり。わゐうゑお深喉と云ものなり。

軽重

深浅

「喉・重」は、和字解*参照