2009-04-04 2009-04-04 ■ [漢語]保昌、和歌に漢語 藤原保昌、歌をうらやみて、 早朝におきてぞ見つる梅花を夜陰大風不審不審よとよみたりける。和泉式部ききて、歌詞にはかくこそよめとて、 朝まだきおきてぞ見つる梅の花夜のまの風のうしろめたさにとやはらげたりける。同じ心とも覚えずおもしろく聞ゆる。 「野守鏡」永野賢「日本語の個人差」『講座日本語3日本語の種々相』p.74ツイートする