2009-03-15 2009-03-15 ■ [方言意識史]「東京の言葉だけでやろう」(ビートたけし・高田文夫) たけしさんが、ひとつだけキメとこうって言い出したのは、東京の言葉だけでやろうっていうことなんですよ。何しろあの頃テレビは漫才ブームで、どこ見ても「何言ってまんねん、何言ってまんねん」。だからせめてラジオの深夜ぐらいは、東京の下町の言葉、オイラ、テメエ、コノヤロ、がってんだいっていう彼の下町言葉を前面に押し出そうってことになった。 日本じゅうが大阪弁受け入れてるんだから、東京弁がわからないわけがない。 高田文夫「笑いと二人旅(後編)」高田文夫編『江戸前で笑いたい』筑摩書房1997ツイートする