2009-03-09 2009-03-09 ■ [方言意識史]「東京の人にもよく分る大阪弁」桂文楽 小南師は上方から来て大へんな人気でして、何しろ男がよくって、東京の人にもよく分る大阪弁(今のように上方のコトバが東京の人ヘツーカーで分りはしなかった時分です)で、鳴物入りの噺で花やかにごきげんを伺う上に、いま考えるとよほど頭が進んでいたのですな、「新人」とでもいうんでしょうかな。 桂文楽『あばらかべっそん』旺文社文庫 pp.39-40ツイートする