2009-01-19 2009-01-19 ■ 仙覚の音義説 巻十四「あまのはらふじのしばやま」 富士とは火しげしといふことば也。はひふへほともに火界をむすべる詞なれども、ふといへるは黒色をあらはす詞なれば、けぶりにかたとるべし。しかればふじと云はすなはちけぶりしけしと云詞なり。 山田孝雄『国語学史』阪倉篤義「音義説」(『日本古典文学大辞典』)ツイートする