2007-11-06 2007-11-06 ■ [方言意識史]田舎人のわらひ侍る京こと葉(かたこと) 一其様《そのやう》なこと ○此やうなこと ○どのやうなこと。などいふべきを ○そんなこと ○こんなこと ○どんにやこと ○そがいなこと ○こがいなこと ○そんにやこつちや ○こんなこつちやなどいふこと葉を。よく/\つゝしみ嗜《たしな》みていふべからずと云り。京《きやう》の者《もの》のロになれて。むまれ付たること葉のやうにて。なをりがたし。とりわきみづからなどはえなをし侍らず。田舎人《いなかびと》のわらひ侍る京こと葉は是等《これら》第《だい》一なりとかや 松村明『日本語の世界2日本語の展開』(1986)p.63ツイートする