2007-08-13 2007-08-13 ■ [言語生活史]墨色(『書翰文作法』) 山田愚木『書翰文作法』大正三年、岡村書店 近來はとかく便利といふことが貴ばれて、書翰文を書くのにも、インキを使用する向きが多い。会社、銀行、官衙などならばそれでもよいが、これを私用上に及ぼして、書簡に用ふるなどは、甚だ不都合ではあるまいか。(中略)インキよりも甚だしいのは鉛筆である。p80 ツイートする