2007-04-19 2007-04-19 ■ [言語意識史][漢語]漢語の増加 津田左右吉「子どもの時のおもひで」 近所の人たちが話をするのに、漢語めいたことばのまじつてゐるのを聞くやうにもなつた。(略) 懇親会とか送別会とかいふやうな、新しく造られたものが多かつた。近ごろこの辺のものまで何々的といふことをよくいふが、この的といふことばは、ほんたうはどういふ意義なのか、と 父に聞かれたことも思ひ出される。 『津田左右吉全集24』 大浜徹也『明治の墓標──庶民のみた日清・日露戦争』河出文庫 ISBN:4309471919 による。ツイートする