2002-07-23 2002-07-23 ■ [東雅]東雅総論(22) 古言の義を求むるに。古事記にしるせし所。其正を得しと見えし事ども多く。古語拾遺これに次ぐ。諸国風土記の中。其徴となしつべき者なきにあらず。日本紀にみえし所の歌また万葉集の歌の詞の如き古人の釈せし所。心を潜むべき事なり。仙覚律師の万葉集の釈の如きは。其妙解とおぼしきものども少なからず。能く是等の書に熟したらんには。思ひ半を過つべき事也。 ツイートする