国語史資料の連関

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2002-03-20

[]和訓栞大綱(67) 和訓栞大綱(67) - 国語史資料の連関 を含むブックマーク はてなブックマーク - 和訓栞大綱(67) - 国語史資料の連関 和訓栞大綱(67) - 国語史資料の連関 のブックマークコメント

○一字再讀のものハ未をいまた何/\せずとよみ 將をまさに何/\とすとよみ 須をすべからく何/\すべし 猶をなほ何/\のごとしとよむの類也。かゝらざれバ倭語の意盡さるをもて也 盍ハもとより何不二合なれハなんぞとよみ 置て句の管到する所より何/\ざるとよみかへるは和語の法也 諸は之乎也と注せり 句中にありてハ是を何/\とよみ 語末にありてはこれを何/\かとよむも同し 通志略には諸ハ者與二合の音者興ノ切音諸慢撃を者與とし急聲を諸とす 者は此也 與は歟に同し 可忽諸も可忽此歟の義とす また旃も者焉二合の音也といへり 又大江朝綱和註切韻に返讀字と題し須宜盍當將令使教遣猶縦未の十二字を收めたり

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