国語史資料の連関

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2002-03-08

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○處所の名に音にもにもよべる類多し それか中に多武ノ峰を談ノ峰と書しは多武の音を談一字に用ゐたる也 供僧は常に談山と音によべり さるを後にハかたらひやまなともよめリ 二荒山はふたあれやまなるを音をよぴしより近世美字を撰み用ゐて日光山と稱せり 比叡ハ日|吉《エ》の假字書なるを日吉をひよしと唱へしより一山の名を社地と佛場とに分てり