1778-06-06
■ 詩語砕金・春・【春日訪友人山荘】,しゅんじついうじんのさんそうをとふ,はるのひともだちのやまやしきへたづねてゆくことなり
杏梢¥,けうしょう
小院¥,せういん
渓喧,けいかまびすしふして
寄踪,あとをよす
雲気¥*,うんき
谷木¥,こくぼく
閑人¥*,かんじん
家林¥*,かりん
遊楽¥,ゆうらく
行踪¥,こうそう
竹戸¥,ちくこ
春暖,はるあたたかにして
樹暗,じゅくろう
茅舍¥*,ぼうしゃ
隴麦¥,ろうばく
鶏声¥*,けいせい
園桑¥,えんそう
隔渓,けいをへだてて
静話¥,せいわ
鶯声¥*,をうせい
門静,もんしづか
幽泉¥*,ゆうせん
野花¥*,やくゎ
野焼¥*,やしょう
琴牀¥*,きんじゃう
山色¥,さんしょく
竹陰¥,ちくいん
山光¥,さんくゎう
松声¥,せうせい
幽意¥*,ゆうい
松蘿¥,せうら
石梁¥,せきりょう
樵路¥,しょうろ
岩翠¥,がんすい
澗水¥*,かんすい
地僻¥,ちへき
嶺雲¥,れいうん
石径¥,せきけい
渓流¥*,けいりう
鶴閑,つるかんにして
雲磴¥*,うんとう
山影¥,さんえい
石峻,いしするどうして
度窓,まどをわたって
松籟¥,せうらい
苔花¥,たいくゎ
窺人,ひとをうかがふ
夭桃¥,ようとう
蒸霞¥,じょうか
山荘¥,さんそう
高隠¥,こういん
薬欄¥,やくらん
花径¥*,くゎけい
紫蕨¥,しけつ
山花¥,さんくゎ
松根¥,せうこん
翠屏¥,すいへい
山童¥,さんどう
琴書¥*,きんしょ
人少,ひとまれにして
隔林,はやしをへたて
春禽¥,しゅんきん
花媚,はなこぶ
幽鳥¥*,いふてう
遶屋,をくをめぐる
犬迎,いぬむかう
遥訪,はるかにとふ
一杖¥,いちじゃう
踰山,やまをこへ
傍澗,かんにそう
晩照¥,ばんしょう
尖嶂¥,せんしょう
栽薬,くすりをうゆ
吟歩¥,ぎんほ
逐靜,せいをををて
竹牀¥,ちくしょう
石堦¥,せきかい
門柳¥,もんりう
尋幽,いうをたづねて
逐君,きみをををて
蝶狂,てうくるう
細泉¥,さいせん
瓢酒¥,ひょうしゅ
石隙¥,せきげき
煎茗¥,せんめい
伐木¥,ばつぼく
樵叟¥,せうそう
樵夫¥,せうふ
花綻,はなほころぶ
閑行¥*,かんこう
叩門,もんをたたひて
細草¥,さいそう
倚杖,じょうによって
山杏¥,さんきゃう
沽酒,さけをかうて
紅争,こうあらそう
翻錦,にしきをひるかへす
染花,はなをそむ
蝶翅¥,てうじ
素艶¥,そえん
柳絮¥*,りうじょ
錦綉¥*,きんしう
如繰,しいとくるがごとし
斜照¥,しゃしゃう
村醪¥,そんらう
脩竹¥,しうちく
黄鶯¥*,くゎうをう