2012-07-07 2012-07-07 ■ 「音によめば助字まで覚へてよけれども、仏経のやうにて野に聞ゆるなり。」(梅村載筆・人巻) ○前漢後漢ともに、昔より儒家の点あり。ふるき和訓もあり、てにはもよし。天竜寺の連竺雲よむ時に、高祖紀にて意谿如也とよめり。此例にて送2孟東野1序にて楽也者とよめり。是叢林家のよみくせなり、音によめば助字まで覚へてよけれども、仏経のやうにて野に聞ゆるなり。 ツイートする