2011-01-07
■ [この人が作った]徳富蘇峰の【青年】
明治二十年三月、熊本県から上京した徳富蘇峰は、『新日本之青年』を刊行した。(中略)「青年」という言葉が世間に定着をはじめるのは、本書からである。
古川愛哲『『坊っちゃん』と日露戦争』「「青年」という言葉の生みの親の老獪さ」
参考文献に
補
同章末尾に、
「[…]土産には旅順口の波打ち際から、小石や砂利を一握り手巾(ハンカチ)に包んで持ち帰った。せめてこれが一度は日本の領土となった記念として」
とある。甲子園の土の元祖の一説として、蘇峰と同郷・熊本県の川上哲治という説があるのを思い出した。
『坊っちゃん』と日露戦争 もうひとつの『坂の上の雲』 (徳間文庫)
- 作者: 古川愛哲
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2009/11/06
- メディア: 文庫
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