2009-04-30 2009-04-30 ■ 書生語(当世書生気質) 作者曰く、須河の言語ハ如何なる地方の言語なるかと不審をいだく人もあるべし。こは何處の方言と定まりたるものにあらず、書生社會に行はるゝ駁雜なる轉訛言語と思ふべし。盖し書生中には上方の生にありながら態々土佐方言などを眞似る者ありて一概に何處の方言とも定めがたければなり(第一回) 飛田良文「現代日本語の形成」新日本語講座4日本語の歴史 汐文社野村剛史「日本語史における「書生」の役割」ツイートする