2009-04-09 2009-04-09 ■ [言語生活史]江戸っ児の軽佻浮薄な癖 今日のように話下手になったのは、江戸っ児の軽佻浮薄な癖がしみじみ厭になって、中年頃から自分で自分をたしなめるように仕向けたせいである。(中略)こう話下手になってしまっては、どうも淋しくていけないし、文章などにも影響するところがありそうに思う 谷崎潤一郎『青春物語』中公文庫 p29-30ツイートする