国語史資料の連関

国語史グループにあったブログ

2007-10-22

「ナンテ間がいいんでしょう」(宮武外骨明治奇聞』) 「ナンテ間がいいんでしょう」(宮武外骨『[[明治奇聞]]』) - 国語史資料の連関 を含むブックマーク はてなブックマーク - 「ナンテ間がいいんでしょう」(宮武外骨『[[明治奇聞]]』) - 国語史資料の連関 「ナンテ間がいいんでしょう」(宮武外骨『[[明治奇聞]]』) - 国語史資料の連関 のブックマークコメント

ナンテ間がいいんでしょう

明治初年には非理法天権とやらで、「トコ、トンヤレ」という唄が流行し、明治十年頃には「オヤマカチャンリン、蕎麦屋の風鈴」という訳の分からぬ唄が流行し、その後また、ヘラへラ節とかドンガラガン節とか、「東雲のストライキさりとはツライネ」などいうが流行し、明治四十二、三[九〇九、6]年頃には、「ナンテ間がいいんでしょう」というが、もっぱら流行した。このほかに猥褻の流行唄もあった。

河出文庫isbn:4309473164