2002-02-21 2002-02-21 ■ [和訓栞]和訓栞大綱(52) ○ゆとうよみといふハ湯桶の字 一字ハ訓一字は音なるをいへり 中古以下かゝるもまた多し 文字よみといふは石竹をいしたけ 海松をうみまつ 龍眼をたつのめ 龍膽草をたつのいぐさとよみ 小角はくだのふえなるををつのゝふえとよみ 虎耳はゆきのしたなるをとらのみゝとよみ 知風草はちからぐさなるをかざしりぐさとよむの類是也 物の名にいと多し 又硯を歌に見る石とよみ 米をつねに八木とよべるは析字の名目にて西土にもいへる事也 ツイートする