2002-02-11 2002-02-11 ■ [和訓栞]和訓栞大綱(42) ○倭語に|復《カサネ》詞多し つくはねのみね けふのほそぬの つしまじま あふみのうみ 幾かのひ かりほのいほ あまつそらの類是也 西土の文辭にも鄭重を厭はぬは宋玉か賦に旦舞朝雲 古樂府に暮不夜歸の類多し 又體用を併せいふものあり 舞をまふ 使をつかはす等是也 又語を添ていふものあり あふみのや 石見のや いせをのあまの 類是也 西土にても于越句呉なとの于句は發聲なりといへり 又梵倭兼稱するものあり 護摩をたく 闘伽の水の類なり 韓和並舉るものあり ありなれ川の類是也 ツイートする