1778-07-03
■ 詩語砕金・秋・【秋雨懐郷】¥,しううきゃうををもふ,あめのゆふさとをおもふて作る。作家書(くにもとへのふみ)などの題もこの中にて作れるなり
小雨¥,せうう
野涼¥,やりゃう
旅館¥,りょくゎん
客舎¥,かくしゃ
夜雨¥,やう
滴々¥,てきてき
通霄¥,つうしゃう
故郷¥,こきゃう
故丘¥,こきう
郷園¥,きゃうえん
黄菊¥,くゎうきく
門柳¥,もんりう
客愁¥,かくしう,たびにんのうれい
客恨¥,かくこん,たびにんのうらみ
難暁#,あけがたし
華髪¥,くゎはつ
寒声¥,かんせい
寒燈¥,かんとう
孤燈¥,ことう
客夢¥,かくむ
打窓#,まどをうつ
虫鳴¥,ちうめい
臥聴#,ふしてきく
西風¥,せいふう
引雨#,あめをひく
涼気¥,りゃうき
兄弟¥,けいてい
鴻雁¥,かうがん
孤雁¥,こがん
疎鐘¥,そしゃう
午烟¥,ごえん
山河¥,さんか
関山¥,くゎんざん
瀉簷#,のきにそそぐ
霏霏¥,ひひ
凄然¥,せいぜん
今霄¥,こんしゃう
今夜¥,こんや
老親¥,ろうしん
懐親#,しんををもふ
秋風¥,しうふう
万里¥,ばんり
雁音¥,がんいん
音書¥,いんしょ
音信¥,いんしん
尺素¥,せきそ
客心¥,かくしん,たびにんのこころ
長天¥,ちゃうてん