1778-06-19
■ 詩語砕金・夏・【客舎聞子規】,かくしゃしきをきく,たびにてほととぎすをききてつくる
一声¥,いっせい
春暮¥,しゅんぼ,はるのくれ
旅恨¥,りょこん,たびにんのうらみ
催帰¥,さいき,かへりたいこころをもよをす
枕前¥,ちんぜん,まくらのまへ
愁烟¥,しうえん,ぼっとうれわしくみゆるけふり
暁月¥,きゃうげつ,あけのつき
啼月¥,ていけつ,ほととぎすなけばくちよりちがでる
半夜¥,はんや
微雨¥,びう,すこしばかりのあめ
欲暁,あけんとほっす
江山¥,こうざん
故郷¥,こきゃう,ふるさと
青山¥,せいざん
孤客¥,こかく,ひとりのたびにん
遊子¥,ゆうし,たびにん
芳樹¥,はうじゅ,はなさきしき
烟雨¥,えんう,あめふりにけふりたつ
子規¥,しき,ほととぎす
杜宇¥,とう,ほととぎす
啼破,なきやぶる
落花¥,らくくゎ
啼月,つきになく
残夢¥,ざんむ,ゆめみしあと
驚夢,ゆめををとろかす
残春¥,ざんしゅん
杜鵑¥,とけん,ほととぎす
深樹¥,しんじゅ
断続¥,だんぞく
軽烟¥,けいえん
残月¥,ざんげつ
玉漏¥,ぎょくろう
呼帰,きをよぶ
思家,いえををもふ
暁鐘¥,きゃうしょう
紗窓¥,しゃそう